超訳【無門関】
第12話 巌和尚のひとりごと 原題「巖喚主人(がん、しゅじんをよぶ)」
瑞巖彦(ずいがんげん)という和尚さんは、自分に呼びかけて、それに返事をするというのを日課にしていました。
「おい、主人公!
・・・・・・はい、何でございましょう?」
「ボサっとしてんじゃねぇぞ。しっかりしろよ!
・・・・・・はい。仰せのままに。」
「いいか? どんな時でも、他人にだまされないように気をつけろ!
・・・・・・はいはい。心得ましてございます。」
このオッサンは、これまた、なんともまぁウサン臭いひとり芝居をやってみせたもんだ!
全く何考えてやがるんだか・・・・・・
とはいっても、実はココこそがまさに重要なポイントなんだがな。
わかったフリして形だけマネしても、全然ダメだぜ!

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